残滓の小雪

2001年3月13日
夜、小雪が一瞬舞い散っていた。
仕事中、小雪が降っていた。
この季節に雪が降るとは珍しい。

それは冬の最後の残滓のようで、儚くて哀しげだった。

季節が変わる。

まもなく桜の咲く季節だ。
近所の桜並木が映える頃。

ある人は桜の散り逝く様を、散り際の最後の華と言う。
昔の自分もそう思ってた。

けど・・・
今は散り行く様を、桜の歓喜の声のように感じるのかもしれない。

その下には新芽が芽吹き。やがて深緑の季節が訪れる。

その頃、自分は何をしているのだろうか?

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