雨の中で

2002年3月6日
黒くたゆたう河の流れは
自らの心を写したかのように深く淀み黒ずみ

空から降り頻る雨は
頬を濡らし髪を濡らし洗い流す


冬の冷たい雨は身も凍るような冷たさだが
彼はもう冷たさすら感じていない

白く息を吐きながら
水面をずっと眺めている


そう
彼は悔やんでいるのだ
 
 
 
 
 
 
 

傘を買っていなかった事を。


なんで買ってなかったんだ・・・こんちくしょう!!

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