ハードボイルドエロゲについて、考察する。
2002年5月16日Nitro+の『Phantom of Inferno』をやる。
はーどぼいるど系エロゲと銘打たれたこのゲーム。
なるほど。
確かに展開も、内容すらもシビアだな。
出だしからして、殺すか殺されるかの世界。
設定とかもぶっとんでる上に、登場人物の大半は、
マフィアやヤクザと言った、筋モノばかりである。
そりゃーハードなワケだ。
だが意外と、変に現実っぽくとりつくったゲームより、
滅茶苦茶な内容にもかかわらず、よっぽどリアリティは高い。
レオンの好きな人間には、きっとハマる。
そんなセリフも確かに頷けるのだ。
物語における、大筋の流れなど現実味を帯びてなくて良いのだ。
重要なのは、細部におけるリアリティの有無。
リアルであると言うよりも、いかに不自然に済ませないかだ。
表写などあいまいでも、すっとばかしても良い。
誰も血の流れるリアルな様やそういったモノを表現しろと、
言ってるワケじゃない。
違和感さえ感じなければ、それで良いのだ。
まぁ・・・だから自分的にはKanonやAIRはそこの点で冷めるのだ。
良いと言われるあゆシナリオでもそこがネックだ。
一番盛り上がってるであろう部分で、一気に興醒め
するのだ。
AIRも同じ。
長々と続けて、最後の最後であの程度か?
途中までの盛り上げ方が上手いだけに、余計にな。
突き抜けてねぇんだよ。
同じ死でも、KeyとNitro+でこんなにも違う。
Keyの死はな。はっきり言って綺麗過ぎるんだよ。
正直言って、興醒めする。
そんな綺麗なモンじゃねぇだろうが。
たぶん、ライターの違いなのかもな。
死に対する認識が違うんだよ。たぶん。
まぁアレかな。
エロゲにしては、重めだが良いゲームだぜ。
Phantomは。
少なくとも、一気にメインキャラのEDは制覇しちまう程度は面白かった。
やる価値アリだ。
んー・・・
たまにはゲーム的な解説も述べてみようか。
はっきり言って、CGは2流以下だ。
背景は写真加工や御世辞にも上手いとは言えない3Dだし、
2Dにしても、キャラ的なデッサンも所々狂ってる。
モノによっては、同人の方がLVが高いくらいだ。
音楽も曲数自体少ないし、音質が良いワケでもない。
CD音源からの再生が主流の現在においては、
あまり質が良いとは言えない音だ。
シナリオにしても、それほど上手いワケじゃないと思う。
突出した文才や、文の輝きがあるワケじゃない。
特にエロシーンに関しては、
かなり稚拙と言うか、パターンみたいでアレだ。(笑
全部同じよーな感じっていうか、そーゆー印象を受ける。
ありあわせ・・・もしくはとってつけた感じかな。
ED付近のは特にね。
エロゲだから、無いとしまんねーからつけてみたって感じだ。
シナリオ分岐に関しても、結局は一本筋のシナリオに過ぎない。
分岐は多少物語の途中で文章を変える程度で、
本当の分岐には至っていない。
最後の方の分岐で、EDキャラが変わるだけで、それまでは一本。
本当の分岐系シナリとはほど遠い。
まぁED手前でセーブしておけば、ほぼEDは見れるのでラクではあるが。
んぢゃ、何が良いのか?
・・・苛烈なガンアクションと、死への葛藤。
かな。
そのために、スピード感溢れるように作られた画面、
緊張感を表現できる音楽。
細部にわたって表現する文章、細かい表写。
演出の大半が、そこに注ぎ込まれてる。
そして、自らの死と相手の死に対し向き合う葛藤。
深さと熱さの両方を備えてる。
静と動の緩急が面白いんじゃないかな。
飽きないんだよね。
まぁたまに、シラけるけど。
エロを控えめにしたのは正解じゃないかな。
このゲームはエロ主題じゃねぇし。(笑
まぁ簡単に言えば。
丸一日費やすだけの価値はあるんちゃう?
ある意味、一貫したスタイルとテーマだけで、
あの素材でこれだけ出来るのはスゴイと思う。
で、結局何が言いたいかってと・・・
エレンがイイ!(謎
はーどぼいるど系エロゲと銘打たれたこのゲーム。
なるほど。
確かに展開も、内容すらもシビアだな。
出だしからして、殺すか殺されるかの世界。
設定とかもぶっとんでる上に、登場人物の大半は、
マフィアやヤクザと言った、筋モノばかりである。
そりゃーハードなワケだ。
だが意外と、変に現実っぽくとりつくったゲームより、
滅茶苦茶な内容にもかかわらず、よっぽどリアリティは高い。
レオンの好きな人間には、きっとハマる。
そんなセリフも確かに頷けるのだ。
物語における、大筋の流れなど現実味を帯びてなくて良いのだ。
重要なのは、細部におけるリアリティの有無。
リアルであると言うよりも、いかに不自然に済ませないかだ。
表写などあいまいでも、すっとばかしても良い。
誰も血の流れるリアルな様やそういったモノを表現しろと、
言ってるワケじゃない。
違和感さえ感じなければ、それで良いのだ。
まぁ・・・だから自分的にはKanonやAIRはそこの点で冷めるのだ。
良いと言われるあゆシナリオでもそこがネックだ。
一番盛り上がってるであろう部分で、一気に興醒め
するのだ。
AIRも同じ。
長々と続けて、最後の最後であの程度か?
途中までの盛り上げ方が上手いだけに、余計にな。
突き抜けてねぇんだよ。
同じ死でも、KeyとNitro+でこんなにも違う。
Keyの死はな。はっきり言って綺麗過ぎるんだよ。
正直言って、興醒めする。
そんな綺麗なモンじゃねぇだろうが。
たぶん、ライターの違いなのかもな。
死に対する認識が違うんだよ。たぶん。
まぁアレかな。
エロゲにしては、重めだが良いゲームだぜ。
Phantomは。
少なくとも、一気にメインキャラのEDは制覇しちまう程度は面白かった。
やる価値アリだ。
んー・・・
たまにはゲーム的な解説も述べてみようか。
はっきり言って、CGは2流以下だ。
背景は写真加工や御世辞にも上手いとは言えない3Dだし、
2Dにしても、キャラ的なデッサンも所々狂ってる。
モノによっては、同人の方がLVが高いくらいだ。
音楽も曲数自体少ないし、音質が良いワケでもない。
CD音源からの再生が主流の現在においては、
あまり質が良いとは言えない音だ。
シナリオにしても、それほど上手いワケじゃないと思う。
突出した文才や、文の輝きがあるワケじゃない。
特にエロシーンに関しては、
かなり稚拙と言うか、パターンみたいでアレだ。(笑
全部同じよーな感じっていうか、そーゆー印象を受ける。
ありあわせ・・・もしくはとってつけた感じかな。
ED付近のは特にね。
エロゲだから、無いとしまんねーからつけてみたって感じだ。
シナリオ分岐に関しても、結局は一本筋のシナリオに過ぎない。
分岐は多少物語の途中で文章を変える程度で、
本当の分岐には至っていない。
最後の方の分岐で、EDキャラが変わるだけで、それまでは一本。
本当の分岐系シナリとはほど遠い。
まぁED手前でセーブしておけば、ほぼEDは見れるのでラクではあるが。
んぢゃ、何が良いのか?
・・・苛烈なガンアクションと、死への葛藤。
かな。
そのために、スピード感溢れるように作られた画面、
緊張感を表現できる音楽。
細部にわたって表現する文章、細かい表写。
演出の大半が、そこに注ぎ込まれてる。
そして、自らの死と相手の死に対し向き合う葛藤。
深さと熱さの両方を備えてる。
静と動の緩急が面白いんじゃないかな。
飽きないんだよね。
まぁたまに、シラけるけど。
エロを控えめにしたのは正解じゃないかな。
このゲームはエロ主題じゃねぇし。(笑
まぁ簡単に言えば。
丸一日費やすだけの価値はあるんちゃう?
ある意味、一貫したスタイルとテーマだけで、
あの素材でこれだけ出来るのはスゴイと思う。
で、結局何が言いたいかってと・・・
エレンがイイ!(謎
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